2010-07-22

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死んだふり

明日、欧州の銀行のストレステストが発表される。不合格がほぼ確定しているのはドイツの、すでに国有化されている銀行1行だけと現地では報道されているが、ストレステストの信任性を高めるためにはもっと多くの犠牲が必要ではないかと言われている。それでも不合格になるのは2~3行で、やはり公的資金が大量に投入されている銀行だけのようだ。つまり、欧州のストレステストはもはや主要国の株価にほぼ織り込み済みと見ていいのではないか。日本の参議院選挙、過去最大となった中国農業銀行のIPO(株式公開)、そして今年1月からずっと悪材料であり続けてきた米金融規制改革法が昨日21日に成立と、8月までの大イベントはすべて終了した。残る問題は、日米欧の景気の二番底懸念というか、踊り場懸念である。百年に一度と言われる大不況を乗り切るための財政出動・景気対策が各国で軒並み期限を迎え、景気をけん引する原動力が失われつつある。そこで米国は輸出倍増計画を本格化させようとしているわけだが、それにはドル安が伴うと同時に、日本のデフレを加速させる恐れがある。一方で、日本はそれに対応して、みんなの党が提出するデフレ脱却法案を9月の臨時国会で...