2010-07-05

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もうしばらく様子見

世界的に株式相場は落ち着きを取り戻してきたが、NYダウと上海総合株価指数が下げ止まらないのが気になる。上海市場は今月15日に予定されている、中国農業銀行の巨額公募増資が悪材料となっているため、それが終わるまでは公募株を買うための換金売りなども重なり、相場の反転は期待しづらい。推測だが、中国株については4月から始まった信用取引の追い証もかなり増えていることだろう。なにしろ、信用取引が始まってからというもの、上海総合株価指数はほとんど下げっぱなしで、この3カ月で下落率は25%前後に達した。一方、NYダウは先週末で7日続落。昨年10月初めの水準にまで下がってきた。引き続き、米金融規制改革法案が株価の足を引っ張っているし、リーマン・ショック後に始まった様々な補助金や失業手当が相次いで打ち切りになって、景気の先行きに暗雲が垂れこめてきたことも事実だ。東京市場は、NY市場、上海市場におつきあいすることなく2日連続で切り返したが、まだ完全に下げ止まったとはいえない状況である。やはり、もうしばらく様子を見るほかないだろう。