2010-07-02

ブログ(会員限定)

政策催促相場 PART2

きのう、今週末になんらかの政策対応が出てくる可能性が高いと書いたが、モルガン・スタンレーは今日、「日銀による円売り介入の確率が47%に達した」というミニレポートを出していた。同社が独自に開発した為替相場のモデルによるとのことだが、過去6年間でこのモデルの介入確率が40%を超えた局面では、2回とも円売り介入が実施されたという。昨年秋の調整局面や、今年1月以降のトヨタショック調整局面でも、株価が底打ちして上昇トレンドに移行するきっかけになったのは政策対応だった。昨年11月は政府のデフレ脱却宣言と、日銀の追加金融緩和が株価を急反転させた。今年1月中旬からの急落では、3月4日に、やはり日銀が追加金融緩和を打ち出したことで急上昇に転じた。G20諸国の中で唯一デフレに直面し、円高で景気の二番底懸念も高まっている以上、モルガン・スタンレーが予想するように、円売り介入が行なわれても何ら不思議はない。中国やスイス、韓国では、為替介入など日常茶飯事である。