ブログ(会員限定) 輸出関連株主導の戻り局面
人民元のドルペッグ制廃止や菅政権の成長戦略が材料視され、日本株市場はアク抜け感がより高まってきた。人民元については、たとえ切り上げがあっても円は連れ高しないと予想してきたが、やはりほとんど無反応だった。今日の相場で一番気になったのが、商社株の急反発。メキシコ湾で事故を起こしたBPの油田権益を10%持つ三井物産をはじめ、三菱商事、丸紅、伊藤忠、住友商事、双日まで商いを伴って買われている。おそらく、ヘッジファンドの買い戻しが中心だろう。問題の三井物産でさえ、今日、25日移動平均線を上回ってきたから、この相場は相当戻る気がする。また、工作機械のツガミや大阪機工、エンシュウ、オークマ、それに日立建機や加藤製作所といった建設機械株も今日は値上がり上位に入った。元切り上げの悪影響を受けそうにないことが確認された格好で、輸出関連株すべてが総じて買われている。日経平均の戻りが急なのもうなずける。とりあえず、工作機械とロボットの不二越(6474)、ファナック(6954)、海外売上が84%を占める任天堂(7974)あたりの戻りに期待したい。
