ブログ(会員限定) 流れが変わるとすれば11日のSQ前後
米雇用統計がまたしてもやってくれた。先週末発表の米雇用統計は、大幅増加となったものの、市場予想を10万人近く下回ったために、株価市場では失望売りがかさんだとされる。実際は先物主導の急落だったわけだが、むしろフランスの首相が「ユーロ安を気にしていない」とか、ハンガリーの首相報道官が「ハンガリーの財政状況は大幅に悪化し、ギリシャのような危機に陥りそうだ」と発言したことが決定的な悪材料になり、雇用統計の予想未達が火に油を注ぐ格好になった。週末のG20も期待外れに終わった。金融危機に対処するための銀行税を導入する議論が空回りし、20カ国が同意できる内容ではなかったようだ。そもそも、自分勝手な中国やインドが主要国の意見を「はいそうですか」と呑むはずもない。以前書いたが、米国では10日木曜日頃に金融規制改革法案の一本化が図られる模様だから、今週いっぱい、株式市場は世界的に調整というか、下値模索が続くことになりそうだ。流れが変わるとすれば、11日のSQ前後か。基本様子見だろう。
