2010-05-12

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様子見

EUの財政・金融危機の問題は依然としてくすぶっている。最大90兆円のユーロ圏支援基金やECBの加盟国の国債買い取りといった強力な金融支援策が打ち出されたとはいえ、ヘッジファンドや投資銀行など機関投資家のポジション調整、処分売りがまだかなり残っているのが実情のようだ。リーマン・ショック時も金融市場の混乱が収まるまでに3カ月以上かかった。 今回は世界的な景気の回復過程で起こったことや、EUの危機対応策がリーマン・ショックの教訓で比較的早く打ち出されたために、国際金融市場のダメージも今のところ当時と比べれば軽微なもので済んでいる。 しかし、まだ前述したように大口投資家たちのポジション調整が一巡していないから、来週あたりまで株式市場は乱高下が続きそうだ。上海市場がなかなか下げ止まらないのも気になる。引き続き様子見。