2010-05-06

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世界規模でヘッジファンドが仕掛け売りに動く PARTⅡ

ギリシャ国債の大幅格下げがポルトガルやスペイン、さらにルーマニアなど欧州新興国の金融危機に拍車をかけつつある。具体的にはこうした財政危機にある国からの資金流出(海外マネーの本国回帰)→国債の利回り急上昇→国の資金繰り不安→さらなる格下げ、という悪循環が起きているわけだが、これはリーマン・ショック時と非常に似通った状況である。 また、こうした国際金融不安に乗じて、ヘッジファンドが世界規模で「ユーロ売り(ドル買い)・株売り」に動いていることは前回お伝えした通り。しかも、アイスランドの火山の再噴火や、史上最悪の原油流出事故となったメキシコ湾の爆発事故、それに中国メガバンクの5兆円規模の巨額増資といった悪材料が重なり、ヘッジファンドにとってはまさに絶好の仕掛け場となっている。 日経平均は75日移動平均1万668円の一歩手前、1万695円で大引けを迎えた。ほぼ今日の安値引けだが、前回2月の調整局面でもこの75日線を若干割り込んだところで下げ止まっていて、この75日線が株価の下支えラインになりそうな気配である。 ただし、TOPIXは75日移動平均が941ポイント、それに対して今日の終値が956ポイ...