2010-04-07

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出遅れの内需株を物色する動き

今日は三井住友FGなどメガバンクを中心に金融株が商いを伴ってほぼ全面高になった。東証一部の売買代金上位5社はすべて金融株が独占するという珍しい状況である。金融セクター全体がかなり出遅れていただけに、過熱感の強い輸出関連株から金融株に乗り換える動きも活発化しているようだ。 これは物色の流れが輸出関連から出遅れの内需セクターにシフトする兆候ととらえるべきかもしれない。はっきり言って、業績回復期待の乏しい内需株の相場は、あくまでも幕間つなぎに過ぎないと私は見ている。本命はあくまでも輸出関連株だ。しかし一時的にせよ、内需関連株が買われるということは相場全体の底上げになるという点で大いにプラスである。個人や機関投資家の体力回復に直結するからだ。 問題は、近く訪れるであろう調整局面に備えて、内需関連株の相場を無視するか、打診買い程度でもおつきあいするかだ。過去1年間で4回あった調整局面のうち、3回はかなり深刻なものだったから、基本は見送りだが、4回のうち1回の調整がちょうど1年前の「魔のゴールデンウィーク」直前で、これは日経平均の下落率も6%と軽く、むしろ押し目買いのチャンスになっていた。 短期と...