ブログ(会員限定) トヨタ発のM&A再燃
トヨタは一連のリコール問題で、今期は2期連続の赤字がほぼ確定した。ところが、問題は来期で、来週の公聴会次第では3期連続赤字の可能性も出てくる。しかし、10兆円以上の実質的な借入れをしている日本一の“借金王”としては、3期連続赤字は格付けの低下→資金調達コストの急上昇にもつながるため、トヨタとしては絶対に避けねばならない。 そこで、5月の決算発表の時が有力なのだが、保有株の大量売却を今年中のどこかで発表すると予想されるのだ。売却候補はKDDI、JR東海、東京海上HD、野村HD、全日空、パナソニックなど。また、系列の部品メーカーの株を売却する可能性もある。いわゆるトヨタ直系ではない、“外様”といわれる部品メーカーだ。 それによっては、トヨタ発のM&A旋風が巻き起こる可能性もある。トヨタが動かなくても、今年はただでさえ、国際会計基準IFARSへの早めの対応もあって、業界再編やM&Aが再燃すると言われている。 ウィルコムの経営破綻もあり、その大株主のKDDIの株をトヨタが売却するとなると、それはさらなる思惑を呼ぶ。トヨタにとってKDDI株は簿価約2300億円と突出して大きい。似たような理由で、...
