ブログ(会員限定) モラトリアム
株価はどうやら自律反発局面を迎えたようだが、今月24日のトヨタ問題に関する米公聴会が近付くと、再び急落する恐れがあるので、基本的には戻り売りの投資スタンスでいるべきだろう。 ライブドアのブログでも書いた通り、トヨタ側が電子制御の不具合を認めない限り、米政府のトヨタ叩きは終わりそうにない。ところが、トヨタがそれを認めた場合、リコール台数は世界で数千万台規模に及ぶため、それによる損失は兆円単位に膨らむ可能性もある。だからこそ、トヨタ側はそれを是が非でも認めたくないのだ。 しかし、トヨタ側にしてみれば、結局米政府の意向には従わざるを得ないのだから、さっさと白旗を上げて電子制御の不具合をみとめるほかないのである。抵抗すれば抵抗するだけ傷は深くなり、ブランドにも拭いがたい傷がついてしまう。 ある意味、今日から24日の公聴会までは猶予期間(モラトリアム)であり、ここまでにトヨタ側が折れれば、株価的には悪材料出尽くし、上昇トレンド継続になると予想するが、トヨタが勝ち目のない戦争に打って出れば、株価だけでなく日本経済も再びマイナス成長に逆戻りする泥沼にはまると見ている。
