ブログ(会員限定) 急激な円高に注意、株価は下落トレンド入りか
中国元の切り上げ問題が風雲急を告げている。中国政府はいつもの通り、中国元の為替レートに関する主要国の要人の発言をまったく無視しているが、近々大問題になるのは間違いない。もし、元切り上げとなると、先物取引ができない中国元の身代わりとして、円高が進行する可能性があるので要注意だ。 今日から明日にかけて、カナダでG7が開催される。主要議題は2つで、1つは例のボルカー・ルール(新金融規制、銀行がヘッジファンドへの投資や高リスクの自己勘定取引をすることを禁止する)をG7の共通政策にするかどうか。もう1つは中国の人民元の切り上げについて。 オバマ大統領は3日、「国際的に取り組むべき課題の1つが為替相場の問題で、米国製品の価格が人為的に引き上げられ、他国製品の価格が引き下げられないようにするべきだ」と発言した。これは明らかにG7に向けたメッセージだ。グーグルの中国撤退問題を皮切りに、米国はそれまでの米中蜜月関係に終止符を打って、米中経済戦争の口火を切ったようである。 その狙いは、大量の雇用創出を目的とした米製造業の復権にある。だからトヨタも叩かれるし、ラフード財務長官のような“やらせ発言”も飛び出す...
