2010-02-04

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トヨタショックの影響は甚大

トヨタが米国製造業復活のために生贄にされようとしている。今回の大量リコール問題でトヨタに対する消費者の信頼は急速に失われつつある。そんな中で開かれた米議会公聴会で、ラフード運輸長官はトヨタのリコール対象車の保有者に向けて「運転をやめ、トヨタのディーラーに持って行くようアドバイスする」と発言。その後の記者会見で「運転をやめるべきという発言には誤りがあった」と訂正したが、時すでに遅し。この発言はマスコミの格好の餌食となって、米国のワイドショーやニュース番組でトップニュースとして扱われている。しかも、新たにハイブリッドカー「プリウス」のブレーキに欠陥があることも判明。プリウスはトヨタのエコカー戦略の核になる車だけに、トヨタブランドのイメージダウンは計り知れない。運輸長官自らが“やらせ”に近いトヨタ叩きをやるというのは、国策でトヨタを叩いていると見るべきだろう。オバマ大統領は先日の一般教書演説で、米国の輸出を5年で2倍に増やすと宣言。当然、国有化したGMやクライスラーを再生して再上場することも視野に入っているはず。そうなると、やはり政府としてはトヨタの頭抜けた競争力が目の上のたんこぶになる。今...