ブログ(会員限定) 神風が吹く!
今日は時間がないので、株式新聞に寄稿している私のコラムから一部引用する。 東京駅八重洲口の目の前にありながら、なぜか住居表示は丸の内という「パシフィックセンチュリープレイス丸の内(以下PCPビル)」。このビルは不動産ファンド大手のダヴィンチ・ホールディングス(4314)のグループ企業が06年に中国系企業から約2000億円で買収したもの。ところが、買収する際に組んだノンリコースローンの借り換えができなくなり、今年9月にデフォルト(債務不履行)になった。 それで競売にかけられ、昨日の日経新聞でダヴィンチと同業で米国系のセキュアード・キャピタル・ジャパン(2392)が約1400億円で落札したと報道された。この買収劇は今年5月に日本生命が買収した「丸の内AIGビル」を抜いて、今年国内最大の不動産取引になったという。 実はPCPビルの敷地は97年に香港の大手IT企業パシフィック・センチュリーグループが868億円で旧国鉄用地を買収したもの。当時は三菱地所か三井不動産のどちらかが落札すると見られていたが、結局、相場よりも「3割から4割も高い札を入れた」とされるこの中国系企業の手に渡った。これが引き金...
