ブログ(会員限定) リチウムイオン電池の有力ベンチャーがナスダックに新規上場
昨日24日、ナスダック市場にA123システムズ(ティッカー:AONE)が新規上場した。この会社は拙著「別冊宝島『環境バブルで日本が変わる』」でも紹介した通り、リチウムイオン電池関連では世界で最も有望と見られているベンチャー企業。最大のポイントは、発火の危険が極めて少ないオリビン型リン酸鉄を電極に使ったリチウムイオン電池を開発したこと。同社のIPOはナスダック市場で今年最大の成功となり、株価は公開価格13.5ドルに対して、結局50%高の20.29ドルで終わった。 創業以来いまだに赤字の会社が、日本円で2000円近くまで一気に買い進まれるのだから、やはり環境バブルというほかない。同社の人気は、来週あたりから日本にも波及してきそうだが、すでに同じリチウムイオン電池の電極を扱うという点で田中化学工業(4080)と戸田工業(4100)が、ともに8月1ヶ月間で2倍以上に急騰したこともあり、やや先走り過ぎの感もある。 だから私は前回の関東電化工業や日油といったリチウムイオン電池の電解質を扱う銘柄を取り上げたのである。特に関東電化工業が生産している六フッ化リン酸リチウムという電解質は、同社を含めて世界...
