2009-09-03

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3大相場テーマに乗れる銘柄

「金融資本主義のルールを変えることは可能だ」フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相は、タッグを組んで金融市場の大改革を進めようとしている。まずは金融機関の巨額報酬を制限するよう、今週末のG20財務相会合で合意を取り付け、9月24、25日に開かれる金融サミット(G20)に提案するという。この報酬制限の動きが、今週の世界的な株価急落を招いたと私は見ている。8月4日からの中国株の急落も、米税務当局が香港を舞台にしたUBSの脱税ほう助を摘発したことが原因であることはすでに指摘した。大方のメディアでは、中国政府が再び金融の引き締めを行なう恐れから株価が急落したと伝えているが、それは後講釈に過ぎない。金融機関の報酬制限、タックス・ヘイブン(税金逃避地)での脱税行為の規制、銀行の自己資本比率増強、店頭デリバティブ取引の規制など、このところ立て続けに進められようとしている金融規制は、すべて昨年11月のワシントン金融サミット、そして今年4月のロンドン金融サミットで議題にのぼったことである。こうした津波のような金融規制の旗振り役がフランスとドイツなのだ。この2カ国は、これらの金融規制を実現させて、...