2009-07-24

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第二次IT革命が起こりそうな理由

日本の携帯電話の普及台数は約1億800万台だという。1人で何台も持っている人もいるが、単純に人口ベースの普及率は85%になる。世界ではこれでも高くない普及率で、ランキングは50位前後だ。一方、世界の携帯電話の普及台数は30億台強で、人口普及率はまだ50%に達していない。それでも、ITバブルがピークに達した2000年の世界普及台数は7億4000万台であり、それが実に4倍になったわけだから、世界のIT市場の規模はべらぼうに広がったと言っていい。もちろん、日本のように携帯電話で即インターネットに接続できる機能が付いている携帯の普及率は3割程度だろう。中国やインドなどではあくまでも固定電話の代わりに携帯が普及している地域も少なくない。しかし、携帯やモバイル機器からのインターネットの接続環境は、ITバブル華やかなりし頃の方が確実に整っていなかった。米国ですら、携帯でインターネットに接続できるようになったのはここ数年のことだ。オバマ政権は春に成立した約75兆円の大型景気対策の中で、1兆円以上の予算をブロードバンドなど情報インフラ投資に振り向けている。日本は来年、すべての市区町村にブロードバンドが普...