2009-07-09

ブログ(会員限定)

急浮上した「原油建て玉規制」の波紋

日経平均株価はリーマン・ショック以来の7日続落となった。今日はオプション取引最終日だったこともあり、完全に売りを仕掛けられた格好だ。SQ直前に急落するのは弱気相場に転換する予兆と言ってもよく、しばらくは警戒が必要だろう。それにしても、平均株価の7日続落というのはそうそう経験できるものではない。ちゃんと数えたわけではないが、90年のバブル崩壊後から数えても、10回はないと思う。この点では、「陰の極」に差し掛かったとも考えられる。ただ、円相場が1ドル=91円台まで急上昇した以上、個人から機関投資家まで、おいそれとは押し目買いを入れるわけにはいかないだろう。今回の急落が仕掛けられたというか、「してやられた」と思うのは、昨日8日に米商品先物取引委員会(CFTC)が「原油先物取引の持ち高規制を検討する」と表明したからだ。確か穀物については5月に「CFTCが持ち高規制を検討」と報じられたと記憶しているが、その時は原油が規制対象から外れていた。これで私も「原油は規制しない方向なのだな」と思ったものだ。ところが、サミットで主要17カ国の首脳が留守の間に、こうした金融市場を揺るがす規制策を発表するのは、...