2009-06-22

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割高さには目をつむって、テーマ株、材料株に注目

先週末に大崩れした環境関連株が、今日は軒並み堅調に推移した。電気自動車のi‐MiEV向けにモーターとインバーターを供給する明電舎は、54円高の621円と年初来高値644円に迫って引けた。この明電舎という銘柄、ほかにも風力発電や水処理、スマートグリッド(賢い送電網)など環境関連の材料が盛りだくさんだ。基本的に住友グループであり、倒産不安もほとんどない。3月の安値から直近ですでに4倍近くに化けた。今期は黒字転換する見込みだが、予想一株益は2.2円、PERは約300倍ととんでもなく高い。トヨタやパナソニックに象徴されるように、今期も多くの大企業が赤字を予想している。黒字を予想する企業でも、利益水準は低いため、しばらくは株式市場でもPERやROEなど、利益面から見た割高さを無視した物色が続かざるを得ない。つまり、環境関連などのテーマ株や、ロシア関連などの材料株が当面、物色の柱となるだろう。バリュエーションにこだわっていると有望銘柄を見落としてしまう。