2009-04-09

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羅針儀Vol.143 09年4月9日号 環境バブルの布石

ビッグ3の一角を占めるクライスラーの経営破綻が秒読み段階に入ってきた。当誌では以前、ビッグ3のうち、最も経営破綻の可能性が高いのはフォードと予想した。GM、クライスラーともにロックフェラーの息がかかっているのに対して、フォードはその系列外にあるという理由からだった。しかし、その後、自動車業界を取り巻く環境も様変わりし、経済情勢も金融恐慌の沈静化や世界的な景気対策の発動により、大きく好転してきた。言い換えれば、ビッグ3を経営破綻させても、大恐慌に陥るリスクが急低下したのである。