『羅針儀』関連記事(会員限定) 羅針儀Vol.141 09年3月12日号 自動車販売の激減がもたらした日本経済の大幅マイナス成長 販売回復がなければマイナス20%成長も
トヨタやホンダなどのメーカーから街の自動車ディーラーまで、今や日本の自動車産業の規模は70兆円にも達する。一方、その川上や川下に位置する鉄鋼、非鉄、石油化学、ゴム、ガラス、塗料、電子部品、損害保険、自動車ローンなどの関連産業を合わせると、実に日本のGDPの約半分を自動車関連産業が稼ぎ出しているという。ところが、2008年の自動車業界の売上は概算で前年比15%減少。関連産業を合わせると、全体では40兆円以上の減収となり、これが第一次オイルショック以来の2桁マイナス成長(08年10-12月期のGDP成長率は年率換算でマイナス12.1%)の“負の原動力”と見られている。ちなみに、日本のGDPは概算で550兆円だから、550兆円×マイナス12.1%=マイナス60兆円で、これは自動車関連産業の減収額に近い金額になっている。
